古林 寛 (ふるばやし ゆたか) 博士(理学)
透明導電膜は、可視光に対して透明な一方で電気を流せる薄膜の総称であり、液晶ディスプレイや太陽電池電極など、世界のITやエネルギー技術に不可欠な材料である。具体的には、酸化インジウム、酸化亜鉛、二酸化チタン等がこれらに相当する。私古林が残した主な業績の概要を、以下に示す。
上記のうち、多くの成果が、企業との共同研究により実現されたことを明記する。
(1)-(5): 住友重機械工業株式会社, (2)-(3): 株式会社リガク+ 住友重機械工業株式会社, (7): 古河機械金属株式会社
自動車メーカー大手マツダ株式会社との共同研究により、ペルチェ素子を搭載したSiC母体パワー素子作製の開発研究を行った。概要は以下の通りである。
研究実施にあたり、C言語を用い、独自の解析プログラムを作製した。