さくら自由農園: 本農園について
自然に逆らわず、循環可能な環境作りを目指し、「自然農法」を手がけております。
特徴
- 農薬や除草剤は一切使わない
- 生態系を壊さないための配慮です。
- 化学肥料や動物性堆肥は一切使わない
- 植物本来の力を引き出すために必要です。また、肥料の過剰供給は植物を肥大弱体化させ、害虫を呼び寄せる元凶にもなります。
- 外部由来の植物性堆肥は極力使わない
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循環性環境を保持するために必要です。使用するのは、以下の場合のみです。
- 刈り取った雑草を畝に上げる
- 育苗時などで、市販のバーク腐葉土を苗床として用いる
- 雑草や虫を敵とみなさない
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- 雑草は、土を耕す上で非常に助けになります。また、炭素固定や岩石由来のミネラルを使用可能にしているものと思われます。
- 虫たちも、土の団粒化や富栄養化に役立っているはずです。また、肉食小動物(クモや蛙など)は、害虫を食べてくれる貴重な存在です。
- 極力固定種を用いる
- 植物の順応性を引き出すべく、採種可能な品種を用います。F1種ではなく、固定種や一般品種を採用します。
土を耕すのは誰?
農耕を行うためには「土を耕す」工程が必要ですが、誰がどのような手法で耕すのでしょうか。
「人間が、トラクター、耕耘機、鍬でするのではないか?」
たしかに、その通りです。しかし、それだけでしょうか ?
イネ科雑草(エノコログサ等)を刈っていると、根本の土がふんわりとしていることが良くあります。また、同じ土塊であっても、草の根が浸透しているものの方が崩れやすくなっています。この事実から、「雑草は土を耕している」と言えるのではないでしょうか。
- 雑草が根を降ろすことで、土の塊を物理的にほぐします。
- 雑草の根から有機物が放出され、微生物や虫が育ちます。
- 微生物が土を団粒化する上、虫達の営巣などにより、より物理的に土がほぐれます。
よって、良質な作物栽培に必須である「土作り」には、普段邪魔者扱いされている「雑草」や「虫」達の協力が必要ではないのではと考えられます。
彼等にも手伝ってもらうことで、自然も人もお互いに良しとなる関係が築けるのではないでしょうか。
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